代々木公園の無料駐車場。
えっ？渋谷区に無料？って思いますよね。
だけど、実はあるんです、日時限定ですけれど。
代々木公園のパーキングスペース
代々木公園の都道413号線のパーキングスペース
代々木公園と代々木体育館の間にある都道413号線のうち、下記の地図で緑色で示される区間が、パーキングスペースとなっています。
パーキングスペースは、正式には、時間制限駐車区間といって、パーキングメーターやパーキングチケットなどで料金を支払って駐車する場所のことです。
代々木公園パーキングスペースの利用可能時間
代々木公園パーキングスペースは、警視庁のサイトでは、下記の説明となっています。
| 利用できる時間帯 | 09：00-20：00 日曜・休日を除く 1月1日～3日を除く |
| 制限時間（手数料） | 60分以内（300円） |
| 種別 | パーキング・チケット |
| 対象車両 | 普通車、貨物用あり |
| 管轄 | 代々木 |
| 識別ID | 818 |
「日曜・休日、1月１日～３日を除く」がポイントです。
この都道413号は駐車禁止区間ではないので、パーキング・チケットが発行されない期間は、つまり無料で止めてよいということになります。
とはいっても、本当？ 駐車違反になって切符切られない？とご心配の方もいらっしゃると思いますので、もうちょっと詳しく説明しますね。
時間制限駐車区間について
時間制限駐車区間とは
短時間駐車の需要に対応するため、道路状況、交通への影響や支障などを勘案して、駐車枠で指定した場所・方法に限り短時間駐車を認めるというものです。
このように時間を限って同一車両が引き続き駐車できる道路の区間であることが道路標識等により指定されている道路の区間のことを「時間制限駐車区間」といいます。
使用するには指定された場所・方法を守っていただく必要があり、守られていない場合は駐車違反になります。
警視庁のサイト
代々木公園パーキングスペースの規制標識
代々木公園の都道413号線には、下記の様な時間制限駐車区間標識が掲載されています。
※代々木公園の場合は、「9-19」ではなくて、「9-20」です。
この標識の意味について、先ほど同様、警視庁のサイトでの説明を引用しますね。
時間制限駐車区間標識
- 標識上部の数字は利用できる時間帯を示しています（例 午前9時から午後7時まで利用できます）
- 標識下部の数字は制限時間を示しています（例 60分間利用できます）
補助標識
「日曜・休日を除く」「1月1日から3日を除く」という意味は、それぞれ指定された日にちはパーキング・メーター等が利用できないことを示しています。(注記)
警視庁のサイト
「それぞれ指定された日にちはパーキング・メーター等が利用できない」っていうのが、紛らわしいですよね。
でも、これ「パーキング・メーター等が利用できない」＝「駐車できない」とは限らないんです。
「パーキング・メーター等が利用できない」＝「駐車できない」のは、次の様に、「駐車禁止」の標識がセットになっている場所となります。
駐車禁止標識と連結している時間制限駐車区間標識
時間制限駐車区間標識で指定された制限に加え、駐車禁止の時間帯が表示されています。
駐車禁止標識
- 標識上部の数字は駐車禁止の時間帯を示しています（例 午後7時から午前9時まで駐車禁止です）
時間制限駐車区間
- 標識上部の数字は利用できる時間帯を示しています（例 午前9時から午後7時まで利用できます）
- 標識下部の数字は制限時間を示しています（例 60分間利用できます）
補助標識
「日曜・休日を除く」「1月1日から3日を除く」という意味は、それぞれ指定された日にちはパーキング・メーター等が利用できないことを示しています。(注記)
(注記)土曜日は平日ですが、「国民の祝日に関する法律」に規定する休日となることがありますので、使用する際は法令や交通規制を必ず確認してください。
時間制限駐車区間の時間帯（例 午前9時から午後7時まで）はパーキング・メーター等を利用できますが、パーキング・メーター等が利用できない時間帯（例 午後7時から午前9時まで）は、駐車禁止の規制がかかっているという意味です。
警視庁のサイト
代々木公園の都道413号線は、駐車禁止区間でありませんから、「パーキング・メーター等が利用できない」＝「駐車できない」とはなりません。
つまり、「パーキング・メーター等が利用できない」ので、料金は不要となり、無料で駐車できるということです。
駐車場情報
| 駐車場 | 代々木公園パーキングスペース |
|---|---|
| 住所 | 都道413号 |
| 台数 | 637台 |
| 料金 | 平日9時～20時 60分以内（300円） 平日夜間、土日、1月1日～30日は無料 |
| 営業時間 | 24時間 |
